2007年03月25日

食ってく

石本径代さんのブログの24日のアーティクル「京都演劇界の現状とその展望」を読み、ショックと言うか寂しい思いに。
その内容は、特に芝居に携わっておられる方には、さすがに今更なのでしょうけれど・・・

残(れ)る役者が少ないのは、淘汰されているという面もあるとは思うのです。
他都市のことはわからないですけれど、選択肢、色々な芝居に接する機会が多いほど、それは強くなると思いますから。
関西、特に京都で小劇場を観る人口なんてしれてるのでしょうから本気で勝負するなら取り合いになるんだろうなあ、とも。

京都の小劇場界の内情なんて全く知らないので、てんで見当はずれなのかもしれないのですけれど「食ってく」という目標のためには劇団に属している方が、少しは有利なんじゃないかと思うのですけれど、どうなのでしょう。
私は「劇団」というものに幻想を抱いてる、抱きたいと思ってるから、そう思うのかも。
いい歳して集まって何かを創る、特にそれが芸術なんてものだったりすると、まあ色々あるのでしょうけれど。
フリーの役者さん、多いですよね。
今、京都でとにかく「食ってく」を実践しているのって、例えば劇団衛星とかがそうなのでしょうか。
助成金の話とかも絡んでくるのかもしれないですし。

頭を下げれば大丈夫の色々な方のインタビューを拝見していても、京都と大阪を比較する話が出てきたりする。
大雑把に言うと、京都は文化的で、大阪はエンターテイメント的。
京都や大阪で幾つかの芝居を観させて頂いて、そりゃ個人的に思うことも・・・
京都ではエンターテイメントは評価されないのかも・・・なんてのも見た気がする。
何をもって評価とするのかもわからないですけれど、それは本当にエンターテイメントだからなのか、と思う。
「京都は客が入らない、大阪でないと」とか。
「大阪は客へのサービス意識が強い」とか。
そりゃ、大阪のお客さんが京都へ観に来ることは、京都のお客さんが大阪へ観に行くよりは少ないとは思うのですけれど。
本当の境目が、差が何処にあるのか、どれが本当の理由なのか・・・

好きな劇団や役者を応援しても、力を付けたらどうせ大阪へ行ってしまったり、東京へ行ってしまったりするんじゃない、てな気持ちもあったりします。
「オイダサレル」のじゃなくて、「もって行かれる」とか「逃げていかれる」という感じ。
せめて、そちらで活躍していただいて、客演やなんかで帰ってきて頂きたい。
そんな気はないのでしょうけれど、KCT なんて HEP HALLitg に取られた気が、してしまったりして・・・
次に本公演を京都で観られるの、何時ごろになるのだろうと。
これらは、喜ぶべきことなのでしょうけれど・・・・

席単価を上げる努力はして欲しいと思うのです。
安すぎると感じることが多い。
ただ、特別に値段の高い席を数席設けるというのは、個人的には好きになれない。
内容面で桟敷でも取る自身があるなら、1000円でも数百円でもよいから、上げればよいのにと思う。
全体の値段が上がったら、観に行く方も選ぶし、観に行く回数も減るとは思いますけれど、それが本来の形でしょうし。
「食ってく」が前提なら、ですけれど。

観に行って気に入ったら、パンフレットとか DVD はつい買ってしまいます。
雰囲気に流されてつい、なんてことも多いのですけれど、DVD なんかはささやかな応援の意味も込めているつもり。
キャラメルボックスに対して「グッズ売って金稼ぎやがって・・・」みたいなのをみかけますけれど、個人的には何があかんねん、て思いますし。
もちろん、芝居がしっかりしているのは大前提ですけれど。
在庫とか考えると厳しいのでしょうけれど、ちょっとしたパンフレットとか、団員でコメント書いたり写真載せたりして作ってお金を払える機会を作ってくれたら・・・とか思ったりもします。
応援しているので1000円寄付します・・・なんてできないわけで・・・
(油取り紙は、ちょっと・・・脂ぎってるかもしれんけど・・・って、あれは客入れからお土産まで含めて一つの作品やわな)

話が随分と逸れてしまいましたけれど、何が寂しいかって石本さんのブログを拝見して、一観客としてできることが殆どなさそうなこと・・・・
そもそも観客ができることなんて、観に行くこと以外ないとは思うのですけれど。
石本さんが出演される芝居も、機会があれば是非また観たいと思う。
(さすがに名古屋は無理でしたけれど・・・)
でも、頑張って芝居を観てるなんて気も、義理もないのですけれど、頑張って観たとしても状況がよい方向に向かうなんて事はないのかもしれない。
いかにも非力で、何だか寂しい。

あと、このインタビューをされたという方の修論は是非とも読んでみたいのですけれど、読ませていただく方法ってあるのでしょうか。


・・・・・で、これとは全然別の次元でショックというか腹立たしいのがサンガ。
「あんたら、それで食ってってるんだろう」と声を大にして言いたい。
あと、監督も、それが全ての元凶やとは思わないですけれど、辞めていただくしかないんじゃないかと思います。

そうそう、ユリイカ百貨店のネクストージが画像つきで「※詳細はあと少し未定でございます。」に。
shin-bi で演ってくれるのはありがたい。
何があっても観に行かせていただく・・・つもりはしています。
posted by ぼん at 23:45| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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京都では絶対に食えないか
Excerpt: 京都で活動するフリーの俳優・石本径代氏の「京都演劇界の現状とその展望」を拝読しました。京都の観客の方による「ぼんの備忘録」は、「ショックと言うか寂しい思いに」と感想を書かれています。...
Weblog: fringe blog
Tracked: 2007-05-21 02:49
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